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第六回  大黒泰司MVP賞  (大隅正秋様)
今でもテレビを観たら必ず出て来る、茶の間のヒーロー怪盗ルパン三世。日本を代表するアニメで大人から子供も知ってる位の有名人。彼がテレビに登場して今年の秋で40年。

勿論原作はモンキー・パンチだが一番最初に彼を演出して世に送り出した方をファンはどれ位知ってるだろう?ルパンを掘り下げたファンならこの方は神の様な存在で有る筈!今回は音楽とは関係ない方を取り上げてみたいと思います。演出家の大隅正秋さんだ! 




















私がルパンに本気で興味を持ったのは多分、高校生位かな?子供の頃は、大阪人ならルパンは日曜の昼の定番になってたよね?その後「カリオストロの城」を観てファンになって毎週日曜昼のルパンを欠かさず見た。その中で、ひょうきんなルパンとは明らかに違う緑のジャケットのルパンに違和感を感じた記憶が残ってる。



それは第一シリーズのルパンで、明らかに表情が恐い。当時学生だった私よりもっと年上の若者が謳歌してるアクション!そんなの観た事無かったし実際いい歳になってもこのシリーズのルパンでしか味わえないセンスの高さがこの第一シリーズには有る!

その後、このルパンはすぐに表情が変わりいつものひょうきんな顔になるので、その内忘れてしまったと思う。

映画の部屋でも言ってる様に姉の言葉でレンタルに行き第一シリーズを全部借りて改めて観た。

大人になった私はこの世界観にとてつもなくカッコ良さを感じた!自分の家に有る母親から買って貰った本をもう一度見直し、第一シリーズの特集なら必ず買ってその本を毎日読んで調べまくった!そして最後にDVDBOXを買ってリマスターされた高画質のルパンをもう一度、全部観た!

その中で気になる第一シリーズの作画を担当してた大塚康生さん、音楽担当の山下毅雄さん、そして演出をされてた大隅正秋さん。この三人の凄さを改めて味わった!

高橋実さんの著書で「まぼろしのルパン帝国」と言う第一シリーズのみを扱った本が有る。他にも有るがこの本で大隅正秋さんが低視聴率の責任を取って演出を降板してしまった事を私は知る。簡単に言えばルパン三世=大人のアニメーション、これが受け入れられなかった、早すぎた!実際、当時そういった物は無かったし今も似た様な物は有るがここまで徹底した作品は今も私は無い!と思ってる。

実際、車や銃や時計の小道具設定はかなり拘って使われている。例えば愛車BENZ SSK。




















こんなのに乗るアニメの主人公は今でも居ない!そして第一話ルパンは燃えているか‥‥?!のシーンに出て来るルパンと次元の腕時計はレースのシーンなのでクロノグラフを使ってる!(ルパンはCYMA(シーマ)のクロノグラフらしい?ロレックス・シュトゥルマンスキーという説も...次元はZENITH(ゼニス)エルプリメロ A384)





































同年の1971年と言えばマックイーンが「栄光のルマン」を発表してタグ・ホイヤーのモナコと言うクロノグラフの腕時計を使用している。今では簡単に調べられるが、当時こんな細部に拘った事をしてたアニメは前代未聞!演出の大隅さんがいかに洋画や当時のサブカルチャーをルパンに取り入れようとしてた事がこのシーンだけでも容易に想像出来る。

ある程度調べて分かった事だが大隅さんが演出された話は1〜3話まで、4〜6話は大隅さん降板後に、あの宮崎駿さんと高畑勲さんのジブリコンビ(これも凄いが!)の部分直し、7話は大隅演出のエンディング指示のまま、8話からは徐々に宮崎・高畑演出になって行くが9・12話は大隅演出のままと一般に言われている。

普通の人にはややこしいし、ルパンはテレビ・劇場・OVAと合わせて200以上有る作品なのだが真剣に観たら第一シリーズのクオリティの高さは誰が観ても分かります!それ位カッコ良く凄い!だから私以外にもこの部分のみの支持者が多い。

今現在になってルパンの評価は大きく変わって新作に対しての抵抗が結構増えてしまっている。(実際ファンの私も、もう止めて欲しいと思ってる。最近の中でもGreen vs Red は話は面白かったが、ルパンの話とは別枠の話の印象が有ったので...そこまで続ける意味が無いと思う)

大隅さんの最高傑作と言われる話が第2話の「魔術師と呼ばれた男」この話をルパン史上No.1!と言う人は多い。ちなみに私は「さらば愛しき魔女」「殺し屋はブルースを歌う」が大大大好き!です。前者は難解な話なんですが約束を果たせなかった魔女リンダとルパンとの結末が悲しくて良いんや〜!9話は語らなくても知ってますよね?個人的には1〜6話はどれを取っても非の打ち所の無い最高傑作揃いですよ!(写真は9話 ルパンと不二子がトライアンフに乗ってるシーン)




















私は流行と付くと、それだけで反抗してしまう根っからの天邪鬼ですが、今GyaO!で旧ルパンの特集をしてます!無料で観れるのだから一度第一シリーズを真剣に味わって欲しいです!詳しくはこちらを↓http://gyao.yahoo.co.jp/p/00114/v09657/

そしてこの作品を作ってくれた神様大隅さんには本当に感謝!です。本人はインタビューで「ルパンはモンキー・パンチしかない、大隅ルパンや宮崎ルパンがあっちゃいけない」と言われてますが、悪いけど私の様に原作の漫画はあんまり見た事無いファンは結構いるんじゃないか?と思う。(勿論原作を否定してるんじゃないよ)

まだまだルパンの事は語れますが長くなるのでこの辺で...。

そんな大隅さんにはいちごの王様、あまおうを贈呈したいと思います。


宜しければ、どうじょ↓


(注) すみません。からかってるんじゃないですので、こんな私ご理解下さい。


メールのリンク先
info@yasushio.com


大隅正秋さん(現在・おおすみ正秋)の公式サイト  貴重な対談集
http://osumi.air-nifty.com/blog/cat20615750/index.html


アメリカのスパイ映画を意識した様な、このオープニングはアニメ史上最高傑作だ!



もっと掘り下げたい方にはこちらを!(ダブルクリックすれば続きを観れます)



大隅正秋さん一度じっくりサシで対談させて下さいm(_ _)m


















author:Yasush O.guro, category:-, 16:02
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